蛇紋石グループの代表鉱物! 「サーペンティン(SERPENTINE) 和名:蛇紋石」紹介

サーペンティンのデータ
・クロム鉄鉱、磁鉄鉱、橄欖石、苦灰石、滑石などと共生する
・英名:サーペンティンはラテン語で蛇を意味する「serpentinus」が由来
| 英名 | SERPENTINE |
| 和名 | 蛇紋石 |
| 化学組成分類 | ケイ酸塩鉱物 |
| 晶系 | 単斜晶系 斜方晶系 |
| 色 | 様々 |
| 光沢 | 絹糸(けんし)光沢 脂肪光沢 |
| 蛍光 | なし |
| 条痕 | 白色 |
| 劈開 | 完全 |
| 断口 | 不規則 |
| モース硬度 | 2.5~3.5 |
| 比重 | 2.6 |
【参考】
蛇紋石グループ
蛇紋石とはアンチゴライト・クリソタイル・リザード石などを含む鉱物グループの名称であり、蛇紋岩の主要成分となっています。
蛇紋岩は橄欖岩の変質によって形成され、表面に蛇皮に似た縞模様ができやすく、中央ヨーロッパのアルプス山脈のような変成帯や造山帯の他、日本では北海道の日高市・新潟県の糸魚川市・埼玉県の金崎(かなさき)・福岡県の篠栗(ささぐり)などで産出します。
パワーストーンとしてのサーペンティン
名前の由来となった蛇は脱皮をすることから「復活と再生」の象徴とされており、長い間エサを食べなくても生きていくことができる強い生命力を持っているので、古代ローマでは「死と再生」「長旅の安全」を守る石として、死者と共に蛇紋石を埋葬し、天上への旅の平安を祈ったと言われています。
また、アメリカ先住民は危険から身を守る石として狩猟や採集の際の護符として身に着けていたようです。
| 石言葉 | 保護 旅の安全 創造性 |
| 効用 | 危険から身を守る |
| 相性の良い石 | オウロヴェルデクオーツ セレナイト スモーキークオーツ ミルキークオーツ チャロアイト マラカイト オニキス |
【参考】
主な産地
①ドイツ
②ポーランド
③カナダ
④アメリカ
⑤日本 北海道日高市・新潟県糸魚川市・埼玉県金崎(かなさき)・福岡県篠栗(ささぐり)
⑥中国
⑦南アフリカ
⑧イタリア
⑨イギリス
⑩ニュージーランド
⑪ロシア
⑫ブラジル







