「結婚」を哲学する

2022年4月23日人生・社会

本日1/26に高校時代の友人が婚姻届を提出したそうです。おめでとう!

良い機会なので自分なりに「結婚」について考えてみました。自称哲学者だし。

結婚に向いている人

結婚に向いているのは、「自分を楽しませるのに飽きた人」ではないでしょうか。

自分の趣味や嗜好はよく理解しているけれど、もうそれには飽きちゃって、自分だけでは思いつかないような意外なこと・サプライズが欲しい人が結婚に向いていると思います。

こういう人は自分にお金をかけることに飽きてしまっているので、お小遣い3万円とかでも平気でしょう。

私はやりたいことがたくさんあって、まだまだ自分を満足させられていないので、結婚は後回しです。

結婚適齢期の人にもっと余暇とお金を与えて、自分にお金をかけることに飽きさせれば、日本の少子化も少しは改善できるのではないでしょうか。

幸せな結婚に必要なもの

私は幸せな結婚には「愛されたい」という気持ちではなく、「愛したい」という気持ちが必要だと考えています。

自分主体ではなく、相手のことを思ってする結婚は、幸福につながると思います。

結婚は愛するパートナーと人生を共にする手段の1つなのに、「そろそろ年齢的に婚活しなきゃ」とか「結婚しとかないと世間体が悪いよな」とか自分主体で、手段が目的になってしまっているような結婚では、幸福につながるのは難しいと思います。

恋愛ブームに毒されすぎている?

一方で最近は、必ずしも愛する異性と結婚する必要はないんじゃないかとも思うようになりました。

あくまで「人生のパートナー」と割り切って価値観の合う異性と結婚すれば、生活にかかるコストを半分ずつ負担できるので、より豊かな生活を送ることができるのではないでしょうか。
所謂「DINKs(Double Income no Kids)と呼ばれる夫婦の形ですね。

これならお互いの年齢すら問題になりません。

「愛する異性と結婚するべきなんだ」という価値観は、昔の恋愛ブームに毒されすぎているのかもしれませんね。

結婚は人生を固定する?

結婚することの別の表現に「身を固める」という言葉があります。
私はこの表現を言い得て妙だなと心から思います。

結婚すると仕事・住居・人間関係など、ほとんどのことが固定されてしまい、新しくするのは難しいのではないでしょうか。
現状に満足していないなら結婚は後回しにして、転職などチャレンジした後にしても悪くないんじゃないの?と考えています。

よって「今の人生に満足してないけど、結婚さえすれば人生いい方向に変わっていくはず」なんてのは幻想だと思います。 自分が変わる以外に、人生を豊かにする方法なんてないでしょう。

結婚を漢字一字で表すと?

昔「笑っていいとも!」というテレビ番組で、結婚を漢字一字で表すと?というアンケートをあらゆる世代の既婚女性に取った結果が発表されていました。結果は以下の通りです。

プラスの意味をオレンジ、マイナスの意味を水色にしています

これ恐らく子供にお金がかかる時期とマイナスの意味の時期が一致してるんですよね。
人生のトラブルのほとんどが金銭関係と言われるのも納得ですね。