砂金石だけど砂金は含有していません! 「アベンチュリン(AVENTURINE) 和名:砂金石」紹介
アベンチュリンのデータ
英名 | AVENTURINE |
和名 | 砂金石 |
化学組成分類 | ケイ酸塩鉱物 |
晶系 | 六方晶系 |
色 | 緑色 褐色 |
光沢 | 脂肪光沢 ガラス光沢 |
蛍光 | なし |
条痕 | 白色 |
劈開 | なし |
断口 | 貝殻状 |
モース硬度 | 7.0 |
比重 | 2.6 |
【参考】
アベンチュリンは石英の一種
英名:アベンチュリンは、18世紀にイタリアで偶然発見された「アベンチュレッセンス(閃光)」という光学現象が由来になっています。
「アベンチュレッセンス(閃光)」とは、雲母などの微粒子の内部反射によりキラキラとした光を放つ現象のことで、この閃光を放つ石英の宝石名を特にアベンチュリンと呼びます。
ちなみに和名:砂金石は見た目から名付けられただけで、実際に砂金を含有しているわけではありません。
【参考1】
【参考2】閃光を放つその他の鉱物
アベンチュリンの宝飾品
アベンチュリンは古くから装飾品として利用され、紀元前3世紀につくられた工芸品が中国や地中海の周辺で見つかっています。
アベンチュリンのネックレス お値段9万8000円
パワーストーンとしてのアベンチュリン
チベットでは洞察力を高め真理を見抜く石として崇(あが)められており、仏像の目の部分にアベンチュリンがはめ込まれています。
石言葉 | 直感力 気付き 疲労回復 |
効用 | 先入観や固定概念を払拭する |
相性の良い石 | ヘマタイト プレナイト ジェダイト サードオニキス エメラルド コーラル ジェイド |
【参考】
主な産地
①エジプト
②ロシア
③中国
④アメリカ バーモント州
⑤インド
⑥ブラジル
⑦イタリア
⑧スペイン
⑨タンザニア
⑩チリ