狂気ここに極まれり 映画「アメリカン・サイコ」紹介&感想

映画・ドラマ・アニメ

ジャンル犯罪系
サイコパス
テーマ狂気
虚栄心
女性蔑視
無関心
気に入ったセリフ自分を抑制するのは得意じゃない。
ありがとう、完全に忘れてた。
そんなものはない
→それでも人なの?
見どころ名刺マウント合戦
手袋を付けたまま手を洗うシーン

あらすじ

主人公はパトリック・べイトマン27歳。
気に入らないことがあるとホームレスだろうが同僚だろうが殺害して気晴らしをするサイコパス。

次から次に殺人を繰り返し取り返しのつかないところまで来てしまうが、物語は意外な結末を迎えることとなる・・・

感想

最初は退屈だったんですが、終盤でおや?となる映画でした。

物質主義と虚栄心

映画の前半では住んでいる部屋や身に着けている物、有名なレストランの予約が取れるかどうか、挙句の果てには名刺のデザインでマウント合戦を取るなど、自分の実力・中身ではないものに価値を置く、物質主義や虚栄心が滑稽に描写されていました。

この辺りは映画「ファイトクラブ」に似てますね。

【参考】

終盤の展開について

ネタバレになっちゃうのであえて分かりづらい表現にしますが、映画の終盤で妙なことが立て続けに起こります。

私の推測ですが、主人公はもう頭がおかしくなりすぎて妄想と現実の区別がつかないようになってしまっているのではないでしょうか?

そして周囲の人間はそんな自分の本性に全く気が付かないし、興味もない。
そんな現代人の他人に対する無関心さを風刺した作品なのかな?と思いました。

以上、映画「アメリカン・サイコ」を観た感想でした。
Amazon Primeで観れるので、気になった方はぜひご覧ください。

2025年3月31日配信終了予定なのでお早めに!

キャストについて

探偵ドナルド・キンバルを演じたのは映画「スパイダーマン」シリーズのグリーンゴブリン(ノーマン・オズボーン)役で有名なウィレム・デフォーです。
この人も分かりやすい!出てきたらすぐ分かりますね。

【参考】ウィレム・デフォーが出演するオススメ他作品