大人になれない子供達は空で戦い続ける・・・ 映画「スカイ・クロラ」紹介&感想

映画・ドラマ・アニメ

ジャンルアニメ
航空戦闘
テーマ大人
戦争
気に入ったセリフ居るか居ないか、人の状態はこの2つしかない。
明日死ぬかもしれない人間が、
大人になる必要なんてあるんでしょうか?
本当に死んでいく人間がいて、
それが報道されてその悲惨さを見せつけなければ、
平和を維持していけない。
見どころ雰囲気と音楽とテーマ

あらすじ

主人公はロストック社に新たに配属された戦闘機のパイロット:カンナミユウイチ。

前任者である栗田仁郎の欠員補充として配属されたが、誰も彼がなぜ居なくなったのかを語ろうとしない。

なぜ前任者は居なくなったのか?そしてキルドレとは・・・?

感想

Wii用ゲームソフト「スカイ・クロラ イノセン・テイセス」のラスボス戦のBGMがめっちゃカッコイイので観てみることにしたんですが・・・

う~ん・・・あまりにもつかみどころがなさすぎる・・・😥
一応「栗田仁郎がなぜ居なくなったのか?」とか「キルドレって何?」とか謎はあるんでそれが明らかにされていくのがメインストーリーなのかと思って鑑賞していましたが、なんかそんな感じでもないし・・・

しかもティーチャーについてはほぼ謎のまま終わっちゃったし・・・
最後に主人公が「I kill my father」って言ってた気がしたので、キルドレを造った人がティーチャー?
(私のリスニング力が低いせいで間違ってたらごめんなさい🙇)

調べたところ原作小説でもほとんど説明がないらしいので、原作通りっちゃあ原作通りなんだそうです。

でも作品の雰囲気とか音楽とかは良かったです。
私は特にテーマが興味深いなぁと思いました。

大人とは?

キルドレ達は大人になる事ができないと説明されていました。
これは恐らく身体的に大人になれないという意味なんでしょう。

では身体的に成熟しているということが大人であるということなのでしょうか?
キルドレ達はタバコも吸うしお酒も飲むし風俗にも行きますが、それが大人であることの条件なのでしょうか?
この作品では「大人とは何か?」を問いかけられているような気がしました。

ちなみに私の考える大人とは「自分の言動の責任を自分で取れる人」です。
自分で責任が取れないようなことをやったり言ったりする人は、例えタバコを吸ってようがお酒を飲んでいようが子供がいようが大人ではないと思います。

なぜ人を殺してはいけないのか?

先ほどの大人の話と少し関連するので、この機会にここにメモっておこうと思います。

子供たちが持つ純粋な疑問として「なぜ人を殺してはいけないのか?」というものがあると思います。
皆さんならどう答えるでしょうか?法律で禁止されているから?

私なら「どうやっても責任を取れないから」と答えます。
物を壊してしまったとかなら弁償すればそれで解決ですが、命を奪ってしまったら取り返しがつきません。
それこそ蘇らせるみたいな魔法みたいなことでもしない限り責任が取れません。
大人は責任を取れないようなことをしてはいけないのです。

もちろん子供も人を殺してはいけません。
子供が犯した罪は保護者が償いますが、保護者も命の代償を払う事なんてできません。
だから子供も人を殺してはならないのです。

以上、映画「スカイ・クロラ」を観た感想でした。
Amazon Primeで観れるので、気になった方はご覧ください。

2025年7月18日配信終了予定なのでお早めに!