人生のチップスが散りばめられた不朽の名作 映画「サタデー・ナイト・フィーバー」紹介&感想
ジャンル | ヒューマンドラマ ダンス |
テーマ | 夢中になれるもの エゴイズム |
気に入ったセリフ | 神様は電話の交換手か 君は結婚のことしか考えてないんだ、退屈したよ ブルックリンだからってそう軽蔑するな、地獄じゃない 年を取れば何も感じなくなる 自分が正しいと思ったことをやれ、 人の注文には耳を貸すな、惨めになるだけだ みんな他人に荷物を押し付け合ってる |
見どころ | 楽しそうなダンスシーン トニーのお兄さん |
あらすじ
主人公はオシャレとディスコでのダンスに夢中の若者:トニー。
ある日ディスコでとてもダンスの上手い女性を見つけ、一緒にダンスコンテストに挑戦することになる。
彼女や周囲の人々との交流を経て、トニーは少し大人に近づいていく・・・
感想
映画「ローマの休日」と同様に昔の映画はやっぱり1から10までは説明しないし、後は皆さんの想像にお任せしますっていう終わり方でしたね。
昨今の映画に慣れてる人からしたら「え?終わり?何を伝えたかったの?」ってなると思います。
個人的には所々に人生のチップスが散りばめられているような映画だったと思います。
【参考】
人生における大切なもの
私は情熱や欲求こそが人間の原動力であり最も大切なものの1つであると考えているので、「年を取れば何も感じなくなる」というセリフには思うところがありました。
労働まみれの毎日に忙殺されたり、加齢によるホルモンバランスの乱れだったり原因は1つではないと思いますが、年を取ると新しいことに挑戦したり興味を持ったりすることが難しくなって、ルーティンばかりになって人生に新鮮さが失われてしまうんですよね。
だからこそみんなルーティンから離れて新鮮さを求めて旅行をしたり、子育てをするんだと思います。
子供は日々成長するのでイベントには事欠きませんからね~。
真の幸福とは
トニーのお兄さんの「自分が正しいと思ったことをやれ、人の注文には耳を貸すな、惨めになるだけだ」というセリフにも大変共感できました。
神父になって欲しいという両親の希望を押し付けられ、なんとか神父にはなったもののやはり自分に嘘をつくことは出来ず辞めてしまったお兄さんのセリフです。
私は人生における真の幸福は自分に嘘をつかない事だと考えているので、お兄さんの決断は間違っていないと思います。
どうせ努力するなら自分に嘘をついて敷かれたレールの上を走る努力よりも、レールから脱線して自分に正直になれる道を歩む努力をした方が絶対良いと思います。
それにしてもアメリカの地下鉄の治安マジでヤバそうっすね・・・車両の中すらラクガキだらけなのか・・・
以上、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を観た感想でした。
Amazon Primeで観れるので、気になった方はぜひご視聴ください。