卒業を前にそれぞれの思いをぶつけ合う 劇場版「少女☆歌劇レヴュースタァライト」紹介&感想
ジャンル | 学園もの 歌劇 |
テーマ | 夢・目標 |
気に入ったセリフ | 列車は必ず次の駅へ、 では舞台は?私たちは? |
シーズン | 全12話+劇場版 |
あらすじ
2年前のトップスターを決めるレヴューから月日が経ち、主人公たち99期生は卒業を間近に控えていた。
各々が自身の進路について考える中、再度レヴューが開催され99期生達は胸に秘めていた思いをぶつけ合う。
【参考】
感想
アニメ版と同じくメッセージ性の強い作品でした。
基本的には99期生達が本音をぶつけ合う形になっており、ざっくりまとめると以下の通りになるのではないかと考えました。
香子vs双葉 | 何で相談もなく進路決めちゃったの!? |
まひるvsひかり | もっと素直に舞台に向き合えよ! |
純那vsばなな | 他人の言葉じゃなくて自分の言葉で語れよ! |
真矢vsクロディーヌ | 気取ってないで自分の感情曝け出せ! |
ひかりvs華恋 | 私と同じ舞台に立つことが最終目標でいいの? |
私は特にひかりvs華恋のテーマが気に入りました。
華恋が舞台に立つようになったきっかけも最終目標も「ひかりちゃんと同じに舞台に立つこと」だったので、ワイルドスクリーンバロックでひかりちゃんと同じ舞台に立った瞬間目標が達成されてしまって、舞台女優としての死を迎えてしまったのだと解釈しました。
「列車は必ず次の駅へ、では舞台は?私たちは?」というセリフがここで掛かってきて、目標を達成してしまった華恋は今後どうするのか自分で決めなければなりません。
ひかりちゃんに背中を押してもらい華恋は覚悟を決めることができ、それが脱線した列車で表現されていました。敷かれたレールの上を行くのではなく、自分で道を切り開く覚悟が出来たんだと思います。
ちなみにワイルドスクリーンバロックとは一部のSF作品を指す言葉のようです。
1:49:30あたりから映画「マッドマックス 怒りのデスロード」の砂嵐に突っ込むシーン(0:27:00あたり)のパロディがありました。
再生産してますね~。ちゃんと気づきましたよ?😁
【参考】
以上、劇場版「少女☆歌劇レヴュースタァライト」を見た感想でした。
Amazon Primeのdアニメストアで見れるので、興味を持った方はぜひご視聴ください。