旬の銘柄を狙え! 株式の短期取引戦略 【株歴:3年】
私の基本的な株式投資の戦略は、優待銘柄・高配当銘柄を狙った長期投資なのですが、2020年のコロナウイルス感染拡大によるマーケットの大暴落をきっかけに短期取引も開始し、最近になって戦略も固まってきたのでご紹介させていただきます。
材料が出た旬な銘柄を狙う
株価が下がりそうな材料の場合
短期取引で狙うのは何か判断材料の出た旬な銘柄です。
例えば2020年2月後半に世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、NYダウが1000ポイント近く落ちた日がありました。
このとき私は「日本株はアメリカ株の値動きに連動しやすいこと」と「新型コロナウイルスの脅威」を判断材料としてダブルインバース(1357)を購入し、10万円ほど利益を出すことに成功しました。
加えて時期が2月後半であり、2月末権利確定銘柄が権利落ちで下がる可能性もあったので、イオン(8267)とイオンモール(8905)を空売りし、合わせて5万円ほど利益が出ました。
ちなみに空売りは「貸借銘柄」と呼ばれる銘柄のみ可能なので、注意しましょう。
株価が上がりそうな材料の場合
2021年の8月頃に海運株の業績が絶好調で、配当金もかなりの額になることが材料視され海運株ブームが巻き起こりました。
連日大きな値上がりを続けていたため私もこれに便乗し、大きく利益を出すことができました。
3日で14万円→2週間で30万円→1か月で50万円と、スルスル利益が大きくなっていくのは快感でした😍
2021年の9月末権利確定前だけでなく、2022年3月末権利確定前も勢いは前回に劣るものの、30万円ほど利益を出すことができました。
信用取引口座でレバレッジを駆使する
材料が出たとしても、銘柄によっては最低単元でも80万円~100万円ほど必要なので、現物取引ではすぐに投資資金が底をつき弾切れになってしまいます。
そこで証拠金の3倍まで銘柄を購入可能な信用取引を駆使して機会損失を防ぎましょう。
ただし、信用建余力を使い切ってしまうと「追加証拠金」を要求されてしまうので、私の場合は少なくとも100万円以上は信用建余力を残すようにしています。
ちなみに信用取引口座の開設には、1年以上の株式取引経験が必要です。
【参考】目次5.特定口座で購入した株は代用有価証券にする
潔く負けを認める
信用取引では取引手数料に加えて管理料金などの諸経費もかかってしまいます。
つまり長期保有には不向きです。
よって「上がる」もしくは「下がる」の予想が外れたときは、潔く即座に返済売り・返済買いして被害を最小限に食い止めましょう。
昔の私は「損切りなんてしなくても、プラ転するまで保有し続ければいいじゃん」と考えていたのですが、大黒天(2791)と扶桑電通(7505)で失敗し、30万円近い含み損を抱えてしまうようになった経験から潔く負けを認めることの大切さを知りました。
現物取引なら管理料金などの諸経費はかからないので、プラ転するまで保有で問題ないと思います。
まとめ
・レバレッジを駆使して機会損失を防ぐ
・信用取引は長期保有に不向き。損切りは躊躇わない
・世界情勢不安や権利落ちで下がりそう→ダブルインバース(1357)or空売り
・業績好調や配当金増配で上がりそう→信用買い
以上、参考になれば幸いです。