【書籍紹介】「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」著:ロバート・キヨサキ

2023年9月7日人生・社会

今回ご紹介するのは、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」です。
有名な書籍ですので、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この書籍の内容から、私が興味を持った部分をご紹介させていただきます。

何かできない理由を探している人は、たぶん何をしてもだめだろう(P.89)

この書籍の中で著者は、高齢を理由に挑戦しない人には、「60歳を過ぎてから成功したカーネルサンダースについての伝記を読む気があるか」と問い、女性であることを理由にする人には「アニータ・ロディックの話を読んだことがあるか」と問い、自分は若すぎると言う人には「30代前半で世界一の金持ちになったビル・ゲイツについて読んだことがあるか」と尋ねるそうです。

そして、「こういった人たちの話を読んでも現実を広げることができない人は、たぶん何をしてもだめだろう」と述べています。

私も著者の意見に賛成です。「思い立ったが吉日」ですよね。
経済的自由を達成するため、株もブログもYouTubeも、とにかくやってみるの精神でスタートしました。

義務感をおぼえない程度にやっているので、やること自体楽しいですし、なによりこの経験そのものが自分の資産になると考えています。

明日は敗者のための言葉だ(P.205)

私は明日を一度も見たことがない。私にあるのは今日だけだ。

今日は勝者のための言葉で、明日は敗者のための言葉だ。

「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」P.205より抜粋

これもP.89と同様に、とにかく始めることが大切ということですね。

親代わりを常に探して一生を過ごす人が多すぎる(P.270)

親の保護の元を離れて、会社や政府の保護の元へと逃げ込む人は大勢いる。
~中略~
この世の中には、保障を求め、リスクを避けながら、つまり成長することを拒みながら、面倒を見てくれる「親代わり」を常に探して一生を過ごす人が多すぎる。

「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」P.270より抜粋

これは日本でも言えているかもしれないですね。

会社が給与を上げてくれないとか、国や政治家は何もしてくれないとか、ネットでチラホラ見かける気がします。
それならスキルを身に着けて転職したり、副収入を育てたり、自分で出来ることをやればいいと思います。

「投票に行かないから若者向けの政策が出て来ない」?
そもそも国や政治家に誰も期待していないのではないでしょうか。
自分のスキルを磨いた方が、確実で早いですからね。

お金について話そう(P.406)

友人のほとんどは金持ちなので、お金について話すのは悪いことだとか下品だとかいうコンテクストは持ち合わせていない。
~中略~
私たちにとって、金儲けや金持ちになること、豊かに生きることは楽しいことだ。
~中略~
お金は世界中のすべての人に共通する話題だ。だからもっとどんどんお金について話そう。

「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」P.406より抜粋

アメリカでもやはりこういう価値観はあるんですね。

私は関西人なので、比較的抵抗なくお金の話ができる方です。なので著者の意見にここでも共感できます。

野球選手になれるのは、野球選手になろうとした人。
お金持ちになれるのは、お金持ちになろうとした人だと考えています。

あなたはどんな人生を生きたいか(P.414)

ここでは全部で12個の質問が読者に投げかけられていますが、特に私が気になった質問は以下です。

1.世界中のお金が自分のものになり、二度と働く必要がなくなったら、自由になった時間で何をしたいか?

10.仕事を辞めたら10億ドル出すと言われたら、どうするか?
 仕事より10億ドルを選ぶとしたら、なぜ今、それを目指して行動を始めないのか?
 あなたにブレーキをかけているのは何か?
 10億ドル貰っても仕事を辞めたくないとしたら、それはなぜか?
 あなたが今やっていることに満足しているとしても、10億ドルもらって、
 それより価値のあることをするためにそのお金を使うことはできないだろうか?

「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」P.414より抜粋

1の問いに関しては、夏は涼しいところ、冬は暖かいところで、広すぎず狭すぎない家に、犬や猫とのんびり暮らしたいですね。
そして毎月の株主優待やブログ・YouTubeの更新、録画したテレビ、NETFLIXなどの映像コンテンツ、カラオケを楽しみたいです。
ピアノやヴァイオリンにも挑戦して、BONDの「SPEED」やESCALAの「CHILDREN」を演奏できるようになりたいです。
鉱物のコレクションも世界中周って増やしたい。美味しいものも食べたい。
やりたいことが、多すぎる。
全部やっても時間が余るようだったら、結婚して子育てをするのもアリだと思います。

【参考】結婚を哲学する

10の問いに関しては、すぐに仕事辞めます🤣笑
結局人生ってお金とは切り離せなくて、小学校から大学までお金を稼ぐ準備をして、社会人になったら時間=人生をお金に変換するわけで、お金さえあれば人生を安売りしなくて済むわけです。
仕事に満足しているなら、それもアリだとは思います。
仕事でしか磨けないスキルとか組織での地位とか頼られるとかは、お金だけでは得られないものだと思います。

以上、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」の紹介でした。
この書籍は、行動を起こすための勇気をくれる、背中を押してくれる、そんな書籍だと思います。
気になった方はぜひ読んでみてください。

以上、参考になれば幸いです。