人を呪わば穴二つ・・・ 映画「地獄少女」紹介&感想
ジャンル | アニメの実写映画 ホラー・呪い |
テーマ | 怨み |
気に入ったセリフ | あんた、哀れな人だよ。 怨みにとらわれて、過去にしか生きてない。 |
見どころ | 玉城ティナの着物姿 魔鬼の発狂シーン |
あらすじ
主人公の女の子は同級生とあまり馴染めず、少し寂しい日々を送っていました。
そんなとき「魔鬼」というミュージシャンのライブで、やっと共通の趣味を持つ同年代の友達ができ、ここからお話が展開していきます。
感想
ストーリーに関しては、それほど驚くようなものではありませんでしたが、魔鬼の発狂シーンは、まさに異常事態といった感じで、俳優:藤田富さんの演技力に感心してしまいました。
あとこの映画はアニメ「地獄少女」が原作となっており、私も「地獄少女 二籠」まではリアルタイムで見ていました。(三鼎は忙しくて見れていません。時間ができたら見たいなぁ。)
で、アニメも知っている者の感想としては、まず「閻魔愛ちゃん背たかっ!」でした笑。
それもそのはず、閻魔愛役の玉城ティナさんは身長164cm!スタイルいいですね~。着物もすごく似合っていました。
セリフも「一遍、死んでみる?」が完璧でした。「人を傷つけ貶めて、罪に溺れし業の霊」に関しては本家に軍配が上がりますね。能登麻美子さん流石です。
あと、主人公の女の子役の人、どこかで見たことがあるんだよな~と思っていたのですが、オロナミンCのCMの子でした!どおりで既視感があるわけだ。
怨みについて
この作品に限らず、恨みや復讐はいろんな作品で扱われているメジャーなテーマですね。
この映画に登場するアーティストの魔鬼は頻繁に「このクソみたいな世界をぶっ壊す」と発言しています。
現実世界でも極端な例で言えば、何も失うもののない人が、自暴自棄になってガソリンをばらまいて放火し、周りを巻き込んで死んでいくなんて事件があります。所謂「無敵の人」ですね。
この映画でも「無敵の人」が登場し、悲しい怨みの連鎖を生んでしまいました。
確かにこの世の中は不完全で、気に入らない人や上手くいかないこと、胸糞悪いことっていっぱいありますよね。ですが、復讐は果たせたとしても虚しいだけで、後には何も残らないどころか、自分の手を汚すことになります。自分も同類になってしまうという言い方が近いでしょうか。
なので私はこの映画の中に出てきた、「 あんた、哀れな人だよ。怨みにとらわれて、過去にしか生きてない。 」というセリフに大変共感しました。
気に入らない人はいっぱいいるけど、できるだけ関わらないようにして、自分の人生・未来を豊かにすることに集中しよう!と思いました。
以上、映画「地獄少女」を見た感想でした。
NETFLIXで見れるので、興味を持った方はぜひご視聴ください。