遂に決着!因縁の最終決戦! 映画「ハリーポッターと死の秘宝 Part2」紹介&感想
ジャンル | ファンタジー ロマンス |
テーマ | 純愛 流れゆく年月 |
気に入ったセリフ | わしの卓見では言葉とは、 尽きることのない魔法の源じゃ |
見どころ | 楽しそうなマクゴナガル先生 スネイプのリリーへの思い |
あらすじ
ヴォルデモートの不死の理由である分霊箱を破壊するため、ハリー達は捜索を続ける。
グリンゴッツ金庫に隠してあったはずのグリフィンドールの剣を見て、ベラトリックスが異常に焦っていたことから、グリンゴッツ金庫に分霊箱があるのではないかと睨む。
ハリーポッターシリーズ最終章、ヴォルデモートとの決戦が迫る・・・!
感想
いや~ついに終わっちゃったな~。
2001年に「ハリーポッターと賢者の石」が公開され、本作「ハリーポッターと死の秘宝 Part2」が公開されたのは2011年、そして現在が2023年。
本作でもヴォルデモートとの決着から19年後のハリー達が登場していましたが、時間的な意味で随分と遠いところまで来たものです。
いずれ「ハリーポッター?有名な映画だよね。名前は聞いたことあるけど観たことはないなぁ」という人が多数派になる日も来るのでしょう。
何か心に来るものがありますね・・・
秘密の部屋に入るってなったときに「ハリーがいないとパーセルタングで扉開けなくね?」と思ったんですが、まさかロンがハリーの寝言からパーセルタングを習得しているとは(笑)🤣
ずっとハリーと一緒にいたロンならではって感じでいいですね!
最後の決着について私の希望としては、ハリーとヴォルデモートの杖が吹き飛んで拾いなおすというシーンがあったので、その際にお互いの杖が入れ替わり、ハリーがダンブルドアのニワトコの杖を拾い、ヴォルデモートがマルフォイの杖を拾って、スネイプが考案したセクタム・センプラとヴォルデモートが考案したアバダ・ケダブラがバチバチとぶつかり合って、互角かと思われたがヴォルデモートはマルフォイの杖に拒絶され、ハリーはダンブルドアのニワトコの杖に所有者として認められて競り勝ち、それと同時に分霊箱が破壊されて決着!が良かったのですが、意外とトントン拍子で決着がついたな~という印象です。
原作ではもっと紆余曲折があったけど、映画1本の尺に収めるためにこうなったのでしょうか?
お話の都合もあるのかもしれませんが、ヴォルデモートの行動は詰めが甘いような気がしました。
あれだけたくさんの人をアバダ・ケダブラであっさり殺害してきたのに、なぜスネイプだけはアバダ・ケダブラで殺害しなかったのか?
これのせいでスネイプに遺言を残す機会を与えてしまって、分霊箱の1つが明らかになっちゃってるし。
さらに、なぜ最後の分霊箱を安全な場所に隠してこなかったのか?
1つでも分霊箱が残っていればいいんだから、いったん退却するか姿くらましで分霊箱だけ置いてくれば良かったのに・・・
焦ったんでしょうか?
ヴォルデモートはどう動くべきだったのか?
そもそものヴォルデモートの目的は純血主義を守ることと永遠の命を得て最強の魔法使いとして君臨し続けることだったはずです。
純血主義のためにマグル出身のリリー殺害を決行し、呪いを跳ね返されるところはもう仕方ないでしょう。
呪いを跳ね返された後のヴォルデモートの目的は、ハリーの血を使って自身を復活させること。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」でこの目的は見事達成されました。
復活後の目的は、ダンブルドアの殺害。
恐らく「ハリーポッターと秘密の部屋」でトム・リドルの日記をハリーが破壊した時から、ダンブルドアは分霊箱の存在に気付いていたはずです。
その証拠に「ハリーポッターと謎のプリンス」でホラスの本当の記憶を見る前から、トム・リドルの母の指輪を分霊箱と見抜き、右手に封印しています。
ホラスの本当の記憶が見たかったのは分霊箱の数を把握するためではないでしょうか?
上記のように分霊箱の存在に気付き、かつ最強の杖であるニワトコの杖を持つ最強の魔法使いを放っておく訳にはいかないでしょう。
「ハリーポッターと謎のプリンス」でダンブルドアの殺害にも成功しているため、これも間違っていないでしょう。
ダンブルドア殺害後の目的は、ハリーの殺害。ここが間違いだったのではないでしょうか?
ニワトコの杖の所有適格者がハリーだと見抜いていたのなら、所有権を奪うためにハリーを殺害しようとするのも頷けるのですが、所有者をスネイプと勘違いしていたのでそれはないでしょう。
ハリーが分霊箱の存在に気付いているから邪魔だったんだと仮定しても、ダンブルドア亡き後ニワトコの杖を所有するヴォルデモートに勝てる魔法使いはいないんだから、分霊箱を自身の周りに集めておけばよかったのに。
ハリー達はどうするべきだったのか?
ヴォルデモートは強大な敵であるため、普通に戦っても勝機は薄いでしょう。
なのでリリーによって呪いを跳ね返すことが出来たのは、ヴォルデモート討伐という意味では幸運だったのかもしれません。
問題は「ハリーポッターと炎のゴブレット」でヴォルデモートの復活を許してしまったこと。
マッドアイに化けていたヴォルデモートの部下がゴブレットに細工をしていたことが原因だったので、ゴブレットからハリーの名前が出たときに対抗戦を中止するべきでしたね。
そういえば別の魔法学校から援軍とかは来なかったですね・・・
かつて競い合ったライバルたちと共闘する展開は胸熱なんですが、原作では来るのかな?
以上、映画「ハリーポッターと死の秘宝 Part2」を観た感想でした。
NETFLIXで見れるので、興味を持った方はぜひご視聴ください。