一番有名な鉱物? 「ハライト(HALITE) 和名:岩塩」紹介
ハライトのデータ
・海水が蒸発してできた蒸発岩層に、硬石膏や石膏・カリ岩塩などを伴って産出する
・英名:ハライトは、ギリシャ語で海や塩を意味する「ハリス」が由来
英名 | HALITE |
和名 | 岩塩 |
化学組成分類 | ハロゲン化鉱物 |
晶系 | 等軸晶系 |
色 | 様々 |
光沢 | ガラス光沢 |
蛍光 | 緑色・オレンジ色・赤色など |
条痕 | 白色 |
劈開 | 完全 |
断口 | 貝殻状 |
モース硬度 | 2 |
比重 | 2.1 |
【参考】
ハライトの用途
①調味料・保存料
②塩素Cl2・ナトリウムNa・水酸化ナトリウムNaOHなどの原料
塩素Cl2 | 飲料水の殺菌や漂白 |
ナトリウムNa | 化合物の還元剤 原子炉の冷却材 |
水酸化ナトリウムNaOH | 石鹸や紙の製造 |
骸晶とは
骸晶とは、結晶が形成される過程において結晶面が隅や辺の部分から中心部に向かって急速に成長することで現れる結晶形のこと。
凹んだ結晶面に囲まれた立方体になっており、岩塩や赤銅鉱などに見られる。
主な産地
①フランス
②ロシア
③カナダ
④アメリカ アリゾナ州・カリフォルニア州・カンザス州・ルイジアナ州・ニューヨーク州
⑤日本
⑥イタリア
⑦オーストリア
⑧ドイツ
⑨インド