原典(Original)vs贋作(Fake)! アニメ「Fate/stay night Unlimited Blade Works」紹介&感想
ジャンル | 能力バトル バトルロワイアル ロマンス |
テーマ | 英雄 命の意味 幸福 理想 願い 偽善 |
気に入ったセリフ | 了解した、地獄に落ちろマスター 助けてもらったからには、簡単には死ねない 理想を抱いて溺死しろ! 人の話のどこらへんを聞いていたんだよ 簡単な話だ、多いということはそれだけで気色が悪い 疾く失せよ 私たちには自分なんてもの1つもなかったんじゃない! あなたの生き方はひどく歪よ 私は自分を育てなかった人間だ んなもんオレが知ってるわけねぇだろうが! 生まれ育った環境に問題はあったにしろ、選んだのは自分だ 誰かのためになろうとする大馬鹿の、その結末を知っている では令呪を持って命ず、自害しろランサー 人間なんてもんはめんどくせぇもんだが、アイツは一級品だ 誰かに負けるのは良い、だが自分には負けられない この夢は、間違いなんかじゃない! 自身から生み出したものが1つとしてない男が、 何かを成そうなどとよくも思い上がれたものだ 人間とは犠牲がなくては生を謳歌できぬ獣の名だ 平等という飾り言は闇を直視できぬ弱者の戯言 偽物が本物に敵わないなんて道理はない さぁ、君は何を積み上げるんだい? いや、そうなるようにやっていくんだな |
見どころ | 前作よりも進化した戦闘描写 ゲイボルグ アーチャーの正体 聖杯戦争の本当の目的 原典vs贋作 |
シーズン | 全26話(約25分/話) ※13話目だけ約50分 |
あらすじ
魔術師の名門、遠坂家に養子として引き取られた遠坂凛は、遠坂家の悲願である「どんな願いもかなえる聖杯の獲得」を目指し、最強格のサーヴァントであるセイバーを召喚しようとする。
しかし触媒がボロボロで使えなかった等のミスが重なり、セイバーではなくアーチャーを召喚してしまう。
アーチャーは不完全な召喚をされたため自分の正体などの記憶がないと告げる。
マスターと何も関係のないサーヴァントが呼び出されることはないはずだが、凛とアーチャーの関係とは・・・?
感想
いや~今作もめちゃくちゃ面白かったです!
前作は士郎の人間としての成長とセイバーがメインだったのですが、今作は士郎の魔術師としての成長と遠坂がメインのお話です。
最初は劇場版の方を観ようと思っていたのですが、なんと「お住いの地域では視聴できません」と言われてしまいました。
日本の作品を日本で観れないならどこで観れるんだよ!!!😡😡😡
劇場版ではなくアニメの方に話を戻しますと、ぶっちゃけ8話まではほぼ前作と同じなので、前作を観たことがある人は9話から見始めても問題ないと思います。
9話からちょこっと話が変わってきて、13話で決定的に展開が変わります。
そのため13話だけ約50分と長くなっています。
前作と展開が変わるので前作で生き残った人がやられたり、逆に前作でやられた人が生き残ったりします。
退場があっさりすぎて今作だけを観るとどんな人間なのか、どんなサーヴァントなのか分からないこともあると思います。
その分今作はアーチャーやランサーなど前作であまり掘り下げられなかったキャラクターたちに焦点が当てられ、話のテンポや戦闘描写に力を入れているように感じました。
やっぱり英霊だけあってサーヴァントたちは筋が通っていてかっこよかったです!
ランサー達はもちろん、ギルも「王というのも窮屈でな。お前如きに本気は出せんのだ。」というセリフがあったように、傲慢ではありますが英霊としてのプライドがしっかりとあるんだな~と思わせられました。
ですがそこが「慢心王」と呼ばれる所以、サーヴァント相手ならまだしもたかが魔術師、しかも「雑種」「Faker」などと散々コケにしていた相手ということもあり、最後の最後エアに手を伸ばす瞬間すらも一瞬躊躇してしまい、そこが命取りになってしまいました。
最初からエアを使っていればよかったものを・・・
そんなギルですが、「何の才能も持たぬ凡夫共が生を謳歌しようなどと、王に対する侮辱である」というセリフは一理あるなぁと思いました。
現代の我々の暮らしは「冷蔵庫から冷えたコーラを取り出してすぐに飲める」という1点だけを取ってみても、昔なら王族たちですら成し得ない贅沢です。
それを文明の発展によって一般人でも享受できているのですから、ギルは面白くないでしょうね(笑)
現代には現代の悩みもありますが、文明の発展には感謝を忘れてはいけないなと感じました。
ヘドニック・トレッドミル現象に見られるように、人間は幸福にも慣れてしまうので、昔に比べて現代がどれだけ恵まれているかを忘れてしまうんですよね~。
【参考】目次2.ヘドニック・トレッドミル現象 参照
エピローグではイギリスに行ってました。
遠坂の詠唱がドイツ語なので「イギリスか~ドイツじゃないんだ」と思いましたが、ここでイギリスに行ったからアーチャーの詠唱が英語なのかもしれないですね。
以上、アニメ「Fate/stay night Unlimited Blade Works」を見た感想でした。
Amazon Primeのdアニメストアで見れるので、興味を持った方はぜひご視聴ください。