中世ヨーロッパでは魔よけのお守りだった! 「カイアストライト(CHIASTOLITE) 和名:空晶石」紹介

カイアストライトのデータ
・粘板岩と花崗岩の接触部に生成する。
| 英名 | CHIASTOLITE | 
| 和名 | 空晶石 | 
| 化学組成分類 | ケイ酸塩鉱物 | 
| 晶系 | 斜方晶系 | 
| 色 | 褐色 茶色 | 
| 光沢 | ガラス光沢 | 
| 蛍光 | なし | 
| 条痕 | 白色 | 
| 劈開 | 完全 | 
| 断口 | 貝殻状 | 
| モース硬度 | 7.5 | 
| 比重 | 3.1 | 
【参考】
魔よけのお守り「クロスストーン」
空晶石は独立した鉱物種ではなく、紅柱石の変種です。
紅柱石の一部が白雲母化し、炭質含有物による十字模様が現れたものが空晶石と呼ばれます。
空晶石はこの十字模様から「クロスストーン」とも呼ばれ、中世ヨーロッパでは魔よけのお守りとして身につけられていました。
英名:カイアストライトの由来
英名:カイアストライトは、ギリシャ語で対角的な配列を意味する「chaiatos」が由来です。
主な産地
①スペイン
②ロシア
③中国
④アメリカ ミシガン州
⑤日本 京都府相楽郡(そうらくぐん)和束町(わづかちょう)
⑥イタリア
⑦オーストラリア
⑧チリ
⑨ブラジル







