人工骨や義歯の材料にもなる!? 「アパタイト(APATITE) 和名:燐灰石」紹介
アパタイトのデータ
・石英、方解石、透輝石、金雲母などと共生する
英名 | APATITE |
和名 | 燐灰石 |
化学組成分類 | リン酸塩鉱物 |
晶系 | 六方晶系 |
色 | 様々 |
光沢 | ガラス光沢 |
蛍光 | 黄色(一部) |
条痕 | 白色 |
劈開 | 不明瞭 |
断口 | 貝殻状・不規則 |
モース硬度 | 5.0 |
比重 | 3.2 |
【参考】
英名:アパタイトの由来
英名:アパタイトは、緑柱石・橄欖(かんらん)石、石英、トルマリンなどと間違われやすいことから、「騙(だま)す」を意味するギリシャ語「apate」が由来です。
ちなみに和名:燐灰石は化学組成にリン酸カルシウムCa(PO4)3を含んでいることが由来です。
燐灰石の宝飾品
お値段1万175円 透き通るような水色が綺麗です✨
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ちなみにAmazonで「アパタイト」と検索すると成人向けコンテンツが山ほど出てきました。
なんでやねん(笑)😅
パワーストーンとしてのアパタイト
人間の骨や歯と同じ成分を持つ鉱物ということで、パワーストーンの世界でアパタイトは調和作用を持つとされています。
石言葉 | 本当の意志 自己主張 |
効用 | 調和作用 |
相性の良い石 | ルチルクオーツ ロードナイト アベンチュリン カイヤナイト ソーダライト アクアマリン ブルートルマリン |
【参考】
含有成分によって種類が細分化
燐灰石は含有される成分によって以下のように種類が細分化されます。
名称 | 特徴 |
フッ素燐灰石 | 最も多く産出する |
塩素燐灰石 | 産出量が最も少ない |
炭酸燐灰石 | – |
水酸燐灰石 | 脊椎動物の骨や歯の主成分 人工骨や義歯の材料として 利用する研究が進められている |
主な産地
①ポルトガル
②カナダ オンタリオ州・ケベック州
③スペイン アンダルシア地方
④マダガスカル
⑤日本 栃木県日光市・足尾銅山・神奈川県丹沢山地・山梨県北杜(ほくと)市
⑥メキシコ ドランゴ州