ブラック企業の群像劇! 映画「7つの会議」紹介&感想
ジャンル | ヒューマンドラマ |
テーマ | 企業倫理 ブラック企業 会社員・サラリーマン |
気に入ったセリフ | 何だったんだろうなぁ、この会社人生 こんなくだらない男を、何で俺は恐れていたんだか |
見どころ | 豪華俳優陣 一転二転するストーリー |
あらすじ
「居眠り八角」の異名を持つグータラ社員は今日も会議で居眠り。さらには営業成績も未達なのに有給休暇を申請する始末。
ついに堪忍袋の緒が切れた営業一課長は、他社員の前で八角に度を越えた発言をしてしまう。それに対し八角は「パワハラで訴える」と宣言。
相手が居眠り八角だし、優秀な営業一課長になら人事も大目に見るだろうと思われたが、営業一課長はあっさりと左遷されてしまう。
これにより元営業二課長が営業一課長に就任となるところから、お話が展開していきます。
感想
これ半沢直樹がいない半沢直樹ですね。笑
それもそのはず、監督も原作者も半沢直樹と同じ方です。
企業で働いていると、上司が絶対君主のようになってしまうんですよね~。(ブラック企業だけ?笑)
本作冒頭の会議でも部長が逆らえない怖い人として描写されています。
しかし、そんな部長も社長には頭が上がらず、社長も親会社から出向している人には頭が上がらない。
その出向している人も親会社には上司がいて、その上司の上には社長がいて・・・とまさに「上には上がいる」状態です。
そんな親会社の社長でさえ、マスコミに囲まれ取材を受けているシーンでは、威厳を失っています。
結局みんな同じ人間なんですよね。「こんなくだらない男を、何で俺は恐れていたんだか」というセリフにそれが表現されていると思いました。
以上、映画「7つの会議」を見た感想でした。
NETFLIXで見れるので、興味を持った方はぜひご視聴ください。
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