日を追うごとに若返る特殊な男の人生 映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」紹介&感想
ジャンル | ヒューマンドラマ 感動系 |
テーマ | 先天性の病 普通とは? 出会いと別れ 栄枯盛衰 チャレンジ |
気に入ったセリフ | うそみたい、死んだ主人にそっくりよ。 でも最後は同じ、辿る道が違うだけよ。自分の道を進んで。 死、そして人々はやって来ては去っていく。 飛べなくてもいいのさ、七面鳥は美味しいから。 他人の意見は関係ねえ。自分の道を進め。 喜びは金で買える。 言葉が違っても肌の色が違っても皆1つだけ共通していた、 毎晩酔っぱらうことだ。 3人かも。 彼女は分かっていたのだ、永遠に完璧なものなどないと。 望みはきっと叶う、いつ始めてもいいんだ。 |
見どころ | 17歳の旅立ちの日 デイジーが赤いドレスで踊るシーン 68歳での海峡横段泳達成を知るシーン 娘に宛てたベンジャミンの手紙 |
目次
あらすじ
余命幾許(いくばく)もない老婆が、娘にとある日記を読み上げるようお願いする。
その日記には老人のような体で生まれ、日を追うごとに若返っていくという特異な運命の下に生まれた男:ベンジャミン・バトンの数奇な人生が記されていた・・・
感想
オチは弱いかもしれませんが、良い映画でした。
普通の人間なんていない。皆どこかしら変わった部分を持っている。
何億人といる人々の人生、そのどれもが全てオンリーワンであり特別なものである。
・・・といったようなメッセージが込められているように感じられました。
加えて、68歳での海峡横段泳を達成しているシーンや「望みはきっと叶う、いつ始めてもいいんだ。」というセリフには「何歳からでもチャレンジは遅くない」というメッセージが込められていると思います。素敵ですね。
ロバート・キヨサキ著の書籍にも似たことが記載されていたのを思い出しました。
「本作はもしかして実話をもとにしているのかな?」と思い調べたところ、やはり若返るということはないようですが、「早老症」と呼ばれる全身の老化が異常な速度で進行する病気はあるようです。
この病気がベンジャミン・バトンのモデルになったのかもしれません。
【参考】
映画オタクの私が興奮したシーン
あとこれは私のような映画オタク特有の楽しみ方かもしれませんが、何回か興奮したシーンがありました。
まずはベンジャミンがロシアで人妻と恋に落ちるシーン。
「あれ?この女の人見たことある気がするな~」と思い調べてみたところ、ビンゴ!
ついこの間鑑賞した映画「コンスタンティン」でガブリエル役を演じていたティルダ・スウィントンではありませんか!
これだけではありません。次は成長したデイジーが登場するシーン。
「あれ?また見たことある気が・・・」検索するとまたもビンゴ!
映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでエルフの女王:ガラドリエルを演じていたケイト・ブランシェットではありませんか!
成長したベンジャミンはブラッド・ピットだし、知っている役者が次々出てきて映画オタクの私は「やっぱりね!見たことあると思ったんだよ!」と興奮しまくりでした(笑)😆