【家計簿】大学生下宿1人暮らしにかかる費用(2012年~2018年データ)
私は大学生になった2012年の4月から現在に至るまで,エクセルに家計簿をつけています.
今回はこの家計簿のデータをまとめ,大学生下宿1人暮らしにいくらかかるのかをまとめてみました.
特記事項は以下です.
・キャンパスおよび下宿先は関西圏の田舎町(都会に比べて家賃が割安)
・大学は国公立大学(私立大学に比べて授業料が割安)
・食事は基本自炊(外食メインの場合に比べて割安)
・エアコン・冷蔵庫・洗濯機など生活家電は下宿先に備え付けであったため,購入していない
・ガス代や電気代など数か所データが抜けているので,そこは前月と同額と仮定する.
学部生4年間の生活費
授業料 | 187万5300円 |
家賃 | 150万4000円 |
食費 | 64万9714円 |
通信費 | 21万7170円 |
ガス代 | 21万4292円 |
電気代 | 11万8888円 |
水道代 | 8万6056円 |
教材(教科書など) | 8万1543円 |
NHK | 6万9875円 |
その他 | 23万2547円 |
合計 | 354万5385円 |
こうして見てみると,授業料と同じくらいの割合を家賃が占めていますね.
私の下宿先は1カ月の家賃が3万2000円と割安だったのですが,都会ならもっと割合が増えそうです.
修士2年間の生活費
授業料 | 107万1600円 |
家賃 | 76万8000円 |
食費 | 60万8223円 |
通信費 | 15万7342円 |
ガス代 | 9万7520円 |
電気代 | 7万5797円 |
NHK | 6万6900円 |
水道代 | 4万1044円 |
教材 | 0円 |
その他 | 20万9532円 |
合計 | 232万7958円 |
私の場合,大学院では研究がメインで,授業もあるにはありましたが,教科書を新たに購入したりということはなかったので,教材代は0円となっています.
修士の2年間は学部生の4年間に比べて食費の割合が増えています.これは研究で忙しくなり,食堂で食事を済ませることが多くなったためです.
また,修士2年間ではNHKの料金が水道代の料金を超えています.これはNHKの料金が値上げされたためです.
2015年3月まで | 1225円/月 |
2017年10月まで | 2230円/月 |
2017年11月以降 | 4460円/月 |
このことから,例え私と同じ大学・同じ下宿先で生活したとしても,私よりも生活費は高くなってしまうことが言えます.
学部生4年間+修士2年間の生活費
授業料 | 294万6900円 |
家賃 | 227万2000円 |
食費 | 124万3786円 |
通信費 | 37万4512円 |
ガス代 | 31万1812円 |
電気代 | 19万4685円 |
NHK | 13万7775円 |
水道代 | 12万3361円 |
教材 | 8万1543円 |
その他 | 44万2079円 |
合計 | 585万5453円 |
食費推移
8月と9月は大学が夏休みで実家に帰省するので,どの年度も減少傾向です.その後10月に大学が再開し,食費が上昇に転じています.
前項でも触れましたが,2016年と2017年の修士2年間は研究で忙しく,食事を食堂で済ませていたため,全体的に上昇傾向です.
ガス代推移
食費と同様に大学が夏休みとなる8月と9月は減少傾向です.
やはり気温が下がる12月~2月あたりでピークになっています.
特に2014年は平均気温がかなり下がって寒かったので,突出してガス代が高くなっています.
【参考】気象庁 観測開始からの毎月の値
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=44&block_no=47662
電気代推移
食費やガス代と異なり8月と9月も下がらないどころか上昇傾向にあります.おそらく冷房が原因ですね.
特に2017年は例年に比べて7月の気温が高かったため,躊躇なく冷房を使っていたようです.(笑)
気温が下がる季節も,暖房器具を使うので上昇しています.
まとめ
・学部4年間の費用は,合計355万円程度
・修士2年間の費用は,合計233万円程度
・これから大学生になる方は,増税や料金上昇の影響で上記以上の費用となる
・修士は研究で忙しく自炊が困難なので,食費が上昇する.
以上,参考になれば幸いです.