【書籍紹介】「デンマーク人が世界で一番幸せな10の理由」著:マレーヌ・ライダル

2023年9月7日人生・社会

今回ご紹介するのは、マレーヌ・ライダルの「デンマーク人が世界で一番幸せな10の理由」です。

より豊かな人生を送るためのヒントをくれる書籍でした。

この書籍の内容から、私が興味を持った部分をご紹介させていただきます。

世界幸福度ランキング

この書籍が執筆された2013年の世界幸福度ランキングは以下の通りです。

2013年世界幸福度ランキング
1位:デンマーク
2位:ノルウェー
3位:スイス



43位:日本

確かにデンマークが1位ですね。
では最新の幸福度ランキングではどうでしょうか?

2022年世界幸福度ランキング
1位:フィンランド
2位:デンマーク
3位:アイスランド



54位:日本

1位こそフィンランドに譲ったものの、ノルウェーやスイスがTOP3から陥落しているにもかかわらず約10年経っても2位であることから、かなり幸福度の高い国であることは間違いなさそうです。

一方で日本はランクを落としてますね・・・
まぁ30年も経済成長が停滞するような希望のない不健全な状態が続けば当然か😭

【参考】2022年世界幸福度ランキング
Figure 2.1: Ranking of Happiness 2019-2021

【参考】日本の幸福度が低い理由?

デンマーク人が幸せな理由

この書籍で紹介されていたデンマーク人が幸せな10の理由は以下の通りです。

No.分類内容
1人間関係人を信頼するから
2人間関係他人を尊重するから
3人間関係男性と女性の役割が同じだから
4存在教育によって自分の居場所が見つけられるから
5存在自分が特別な人間ではないことを知っているから
6仕事現実的な夢を持つリアリストであるから
7仕事自立して自由に自分の道を選べるから
8仕事平等でなりたいものになれるから
9仕事仕事と私生活のバランスが取れているから
10モノ必要以上のものは望まないから

詳細は書籍を読んでいただきたいのですが、特に気になったものを挙げるとすれば「現実的な夢を持つリアリストであるから」の章で解説されていた「期待値の低さが幸せを呼び込む」です。
不自由を 常と思えば 不足なし の考えに通じるものがあると思いました。

あとは「必要以上のものは望まないから」の章で紹介されていた「他人と比較しても仕方がない」と「仕事と私生活のバランスが取れているから」が幸福には重要なんじゃないかと感じました。
日本は労働時間長すぎるんですよね・・・😫

国際労働比較2022によると、長時間労働の割合が高い順にインドネシア・韓国・フィリピン・タイ・日本となります。
労働環境は未だに発展途上国並みです・・・

【参考】国際労働比較2022 長時間労働の割合

デンマーク人でなくても幸せになれる10の方法

本書のエピローグに挙げられていた、デンマーク人でなくても幸せになれる10の方法は以下の通りです。

No.分類内容
1存在自分自身の一番の親友になる
2存在他人と比べるのをやめる
3存在社会の慣習や圧力を気にしない
4存在自分に正直になって現実を受け入れる
5仕事第二の道を準備しておく
6人間関係戦う相手を選ぶ
7人間関係理想主義的リアリストになる
8人間関係他人を愛する
9目的と過程今を生きる
10依存たくさんの幸せの種をもつ

この中で私が特に気になったのは「第二の道を準備しておく」ですね。
私の場合は労働以外でも収入を得られるように株式投資を実践しています。
株価の上昇とか配当金とか株主優待とか、これがまた楽しいんですよ😆

あとは「たくさんの幸せの種をもつ」も気になりました。
私の今の楽しみは以下の通りで、かなりたくさんの幸せの種を持てているのではないかと考えています。

頻度内容
ほぼ毎日株価の変動
ほぼ毎日音楽鑑賞
ほぼ毎日動画視聴
ほぼ毎日経済ニュース等の収集
2,3日に1回愛犬・愛猫の散歩
2,3日に1回残業後のファミチキとフルーツジュース
2,3日に1回ブログの更新
2,3日に1回リングフィットアドベンチャー
週に1回映画鑑賞
週に1回動画撮影・編集
週に1回読書
週に1回録画したテレビ番組鑑賞
週に1回部屋の掃除
週に1回昼寝
月に1回給料日
2,3か月に1回家族の誕生日
2,3か月に1回友人と近況報告
2,3か月に1回配当金・株主優待
2,3か月に1回ふるさと納税の返礼品
半年に1回ボーナス

以上、マレーヌ・ライダルの「デンマーク人が世界で一番幸せな10の理由」の紹介でした。
気になった方はぜひ読んでみてください。

以上、参考になれば幸いです。