種類が多すぎる! 「ガーネット(GARNET) 和名:ざくろ石」紹介
ガーネットのデータ
・岩の割れ目に密集してついている様子がザクロの果肉に似ていることから命名された
英名 | GARNET |
和名 | ざくろ石 |
化学組成分類 | ケイ酸塩鉱物 |
晶系 | 等軸晶系 |
色 | 赤色・褐色・黄色・緑色 |
光沢 | ガラス光沢・樹脂光沢 |
蛍光 | なし |
条痕 | 白色 |
劈開 | なし |
断口 | 亜貝殻状・凹凸状 |
モース硬度 | 6.5~7.5 |
比重 | 3.5~4.3 |
【参考】
様々な名前の由来
ざくろ石やガーネットという名前は鉱物名ではなく、グループの総称で、含有成分によってさまざまな種類に分かれており、それぞれに名前の由来があります。
和名 | 英名 | 由来 | 言語 | 意味 |
ざくろ石 | ガーネット | グラナトゥム | ラテン語 | 種がたくさんある |
苦ばんざくろ石 | パイロープ | ピロポス | ギリシャ語 | 炎のような |
満ばんざくろ石 | スペッサルティン | スペッサルト | ドイツ語 | ババリア地方の地名 |
鉄ばんざくろ石 | アルマンディン | アルバンダ | トルコ語 | トルコの都市名 |
灰ばんざくろ石 | グロッシュラー | グロッシュラリア | ラテン語 | グースベリー *緑色の果実のこと |
灰クロムざくろ石 | ウバロバイト | カウント・ウバロフ | ロシア語 | ロシアの貴族の名前 |
灰鉄ざくろ石 | アンドラダイト | アンドラード | ポルトガル語 | ポルトガルの 鉱物学者の名前 |
【参考】
ガーネットの宝飾品
ガーネットのネックレス
リンク
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ガーネットの指輪
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パワーストーンとしてのガーネット
1月の誕生石として有名。
ノアの箱舟の灯りとして赤く輝き暗闇を照らし、激しい嵐の中、勇気と希望を与え続けた石として語り継がれています。
また、中世ヨーロッパの兵士も戦場で身に着け、ケガから身を守り指針を授け災いを予見する護符として大切にされました。
19世紀の作曲家:ロベルト・シューマンの妻:クララ・シューマン(1819年~1896年)もこの石を愛していたとされています。
石言葉 | 生命力 友愛 真実 |
効用 | 情熱を呼び覚ます 真実を見抜く力を養う |
相性の良い石 | アマゾナイト ルビー カーネリアン ターコイズ オパール ロードナイト スモーキークオーツ |
【参考】
主な産地
①イギリス コーンウォール州・ウィルガーランド
②日本 広島県瀬戸田町・山口県喜多平鉱山
③スロバキア
④イタリア サルデーニャ島
⑤ナミビア ツメブ鉱山
⑥フランス ガロンヌ岬