クローン技術によって生まれた新たなるクイーン 映画「エイリアン4」紹介&感想

映画・ドラマ・アニメ

ジャンルSF
パニックホラー
テーマ団結
慈悲・哀れみ
生きる目的
気に入ったセリフ誰だと思った?サンタクロースか?
最近は変なことばかりよ
どうして生き続けるの?自分の存在が嫌にならない?
見どころエイリアンが檻から脱出する方法
おぞましい研究の失敗作
最後に誕生したエイリアンの悲しい表情

あらすじ

フューリー刑務所で自分に寄生したエイリアンと共に心中したリプリーであったが、200年後のクローン技術によってエイリアンに寄生された状態で宇宙船:オリガ号の中で蘇る。

研究者たちはリプリーの体内からエイリアンを取り出し、軍事利用を目的として繁殖させ管理していたが、ある日檻を破られ脱走されてしまう・・・

オリガ号の中で再び人類とエイリアンの闘いが始まる・・・

感想

エイリアン2ほどではないですがエイリアンも比較的たくさん出てくるし、銃で応戦もしているし良かったです。エイリアン2が傑作すぎるんですよね。

でも本作も冷凍ガス装置の仕組みを理解して人間にやり返したり、群れで団結して檻から脱走するというような、エイリアンの知能の高さをうかがえるシーンがあったり、こういうところは好きです。

あと本作には生きる意味とか存在理由みたいなものがテーマになっていると思わせる要素が多かったように感じられました。
エイリアンを取り出すためだけにクローン技術によって蘇ったリプリーや、欠陥品のレッテルを張られたアンドロイド、そして最後に誕生したエイリアンとも人間とも言えない異形のバケモノ・・・
皆その誕生を祝福されぬ哀しい存在です・・・

最後に誕生したエイリアンはリプリーのことを本当に母親だと認識していて、死の間際に悲しい表情をするんですよね~・・・
リプリーの「ごめんなさい・・・」っていうセリフも相まって、バケモノなのに可哀相に思えてきました。

最後に余談ですが、あのハイパーブラック企業の名前はウェイランド・ユタニであることが本作で判明しました。参考までに。

以上、映画「エイリアン4」を観た感想でした。
Amazon Primeで観れるので、気になった方はぜひご視聴ください。