缶ビール1缶1000円のハイパーインフレ! 映画「カイジ ファイナルゲーム」紹介&感想
ジャンル | ギャンブル マネーゲーム |
テーマ | 政治腐敗 復讐 お金では買えないもの |
気に入ったセリフ | 日本中が帝愛の地下みてぇだ 普通の奴らが日本じゃなくてなんなんだ! |
見どころ | 預金封鎖阻止のトリック 終盤のカイジと高倉のやりとり |
あらすじ
2020年の東京オリンピックを皮切りに、日本円の価値が暴落しハイパーインフレに陥った日本。
「優勝賞金10億円」もしくは「人生を変える極秘情報」が得られるバベルの塔ゲームに勝利した主人公は「人生を変える極秘情報」を選択し、日本政府が国の借金を相殺するため預金封鎖を実施し新紙幣を発行する計画を知る。
預金封鎖阻止のためには政治家に賄賂を贈る必要がある(←え~・・・)が資金が足りない。
資金を確保するためギャンブルに勝利することはできるのか・・・?
感想
ゲームの駆け引き的な面白さはちょっと・・・って感じでした😅
それにしても東京オリンピック後の日本のインフレ予言されてますやん(笑)
さすがに缶ビール1缶1000円もしないですが・・・
そして政府が国の借金を国民の資産で相殺しようとしてて笑えました
誰に対する借金だと思ってるんだ・・・🤣
あと頭の数字だけでパスワード暗記できるカイジの暗記力凄すぎるでしょ
ミッションインポッシブルのイーサン並じゃないか
日本という船
映画の終盤に「年金・医療費・生活保護という重みに耐えきれず、日本という船が沈みかけている」という高倉の主張に対しカイジがやりとりしていましたが、このやりとりから船が沈まなかったとしても乗組員がいなくては意味がないということに気付かされました。
国は国民の生存権を保証するために存在します。
年金受給者も医療を受けている人も生活保護を受給している人も、等しく日本という船に乗船している乗組員です。
乗組員を切り捨ててしまっては船が存在している意味が揺らいでしまいますよね。
お金では買えないもの
吉田鋼太郎演じる黒崎のクッソ憎たらしい演技が凄かったです。ホントにイライラしてしまいました(笑)
HUNTERXHUNTERというマンガの中で「レオリオ、品性はお金じゃ買えないよ」というセリフがあるのですが、まさに黒崎に教えてあげたいと思いましたね。
お金では買えないものとしては、「心の通った人間関係」もありますね。
東郷と黒崎がその対比になっていました。
以上、映画「カイジ ファイナルゲーム」を見た感想でした。
NETFLIXで見れるので、興味を持った方はぜひご視聴ください。