この人間には心がない 映画「黒い家」紹介&感想
ジャンル | 殺人事件 |
テーマ | 保険金 サイコパス 人間らしさ 心理学 モラル |
気に入ったセリフ | そうかぁ~、まだなのかぁ~。 乳しゃぶれぇ! |
見どころ | 階段下からぬるりと現れる殺人鬼 |
あらすじ
主人公は生命保険会社で保険金の査定業務を担当する若槻。
ある日「自殺でも保険金はおりるのか?」という自殺を匂わせる匿名の電話がかかってくる。
若槻は自殺を思いとどまるよう小さなお節介を焼いた。
しかしこの小さなお節介がきっかけとなり、若槻はとんでもないサイコパスに目を付けられることになってしまう・・・
感想
普段は映画を観てから原作を読むという流れなんですが、今回は珍しく原作小説を読んだ後に映画の方を観てみました。
菰田夫妻の不気味な感じは上手く表現できていましたが、序盤は色々と説明不足・描写不足な気がしました。
【参考】
菰田幸子の最初の電話が軽い感じで、とても自殺しようと切羽詰まっている感じには聞こえないですし、若槻が重徳を疑っているという描写が薄い。
また、ほんの一瞬だけ若槻がEDである描写がありましたが、あれだけで初見の人に伝わるんですかね・・・?
あと重徳の服装は大体想像通りだったんですが、幸子の服装が小奇麗すぎる気がしました。
もっと汚らしい感じを想像してました。
クライマックスのシーンも原作小説では消火器で目つぶしした後に脳天に一撃を加えて殺人鬼を倒していましたが、なぜか映画版では殺人鬼の首を絞めた後に消火器をぶっかけていて、「何をしてんの?」ってなりました。
原作通りにしちゃいけないルールでもあるんでしょうか?😅
レビューを見ていると他にも以下のようなものがありました。
・ダラダラした展開が続いて途中で飽きる
・BGMが合ってない
どれも納得、共感できるものですね(笑)
とまぁ結構好き勝手言いましたが、有名な俳優さんの演技はやっぱり違いますね。
セリフ1つ取っても、脇役の人は活舌悪くて聞き取りづらい人もいますが、有名な俳優さんは全然そんなことないですからね~。
以上、映画「黒い家」を観た感想でした。
AmazonPrimeで観れますが、レンタル料金がかかります。
私が観た時は324円がセールで100円になってました。
「原作小説を読むのはしんどいし、まぁ100円ならいいか」と思った方はぜひご覧ください。