手掛かりは出てくるのに犯人を特定できない!? 映画「オリエント急行殺人事件」紹介&感想
ジャンル | 殺人事件 名探偵 |
テーマ | 正義 人種差別 |
気に入ったセリフ | とても生きづらいが犯罪捜査の際は役に立つ 赤ワインに白ワインを混ぜればどちらも台無しだ 神が忙しい時のため 私も今回ばかりはアンバランスを受け入れます |
見どころ | 嘘を見抜くポアロの技術 事件の真相 |
あらすじ
主人公は名探偵:エルキュール・ポアロ。
動物のフンを踏んだ時はもう片方の足でも踏まなければ気が済まないほど、バランスを病的に気にする人物。
ロンドン行きの列車:オリエント急行内で美術商:ラチェットが何者かによって殺害される。
ラチェットを殺害した犯人を特定するためポアロが捜査を進めるが、事件は意外な結末を迎えることとなる・・・
感想
めちゃめちゃ面白かったです。
レオナルド・ディカプリオ主演の「シャッターアイランド」みたいに、もう一回最初から観たくなる系の映画ですね。
私は英語音声日本語字幕で観終わった後、今度はすぐに日本語吹き替え英語字幕で2回目を観ました。
1回目も2回目も最後のシーンで泣きました😭
アームストロングさんの直接の描写はないのに良い人だったというのがしっかり伝わってきて、こっちまで近しい人を亡くしたかのような悲しい気持ちになりました。
あと種明かしの前に自力で事件の真相に気付いた時の快感は最高でした。
「分かったぞ!」と思わず手を叩いて声が出るほどでした(笑)
最初は「なんだ、結構予想通りの犯人だったな~」と思ったのですが、至近距離で銃を外したことと関係者が多すぎることで真相に辿り着くことが出来ました。
刺し傷の数や元狙撃兵というところまで伏線になっているのは凄いですね。
乗客は全員心に傷を負っていますが、中でもピラールは一番近くにいただけに罪の意識が深く、誰よりも自分を責めていそうですね。ほんとかわいそう・・・😢
お酒を断っていたことがここでも布石になっていて感心するばかりです。
以上、映画「オリエント急行殺人事件」を観た感想でした。
NETFLIXで観れるので、気になった方はぜひご覧ください。
ポアロの特性について
朝食の卵が同じ大きさでないと気が済まない、片足で動物のフンを踏んだらもう片方の足でも踏まなければ気が済まないなどのポアロの特性は強迫性障害である可能性が高いですね。
ポアロ自身も「とても生きづらいが犯罪捜査の際は役に立つ」と言っていたように、普通の社会人として生きていくにはデメリットにしかならないことでも、別の分野ではそれが武器になることがあるんですよね~。
私も頑固で人の意見を易々とは受け入れないタイプですが、それが株式投資で役に立っている気がしますw
【参考】強迫性障害について(仙台の心療内科マドレクリニック)
キャストについて
ラチェット役の人はどっかで見たことある気がしていて最初は「パイレーツ・オブ・カリビアンのオーランド・ブルームかな?」と思っていたのですが、ジョニー・デップの方でした。
出演してる映画はあってたんですけどね~、惜しい!(笑)
あとハードマンにも見覚えがあったのですが、最後まで思い出せませんでした。
調べたところ映画「スパイダーマン」シリーズでグリーンゴブリン(ノーマン・オズボーン)役を演じたウィレム・デフォーでした。
映画好きとしては思い出せなかったのが悔しいです!😣