疑心暗鬼って怖い! 映画「インシテミル~7日間のデスゲーム~」紹介&感想

2022年5月29日映画・ドラマ・アニメ

ジャンルデスゲーム
テーマ疑心暗鬼
見どころ石原さとみの迫真の悲鳴

あらすじ

主人公はお金のないフリーター。
何か良いバイトがないかと探していると、女性に超高額時給の仕事を紹介されお話が展開していきます。

感想

藤原竜也、またデスゲーム参加してますやん笑😂

それはさておき、この映画「ちょっとお話の作りが甘いんじゃないの~?」と思ってしまいました。

心理学的データを取るという名目で7日間「暗鬼館」という所に閉じ込められ、デスゲームが始まってしまうのですが、登場人物の行動の動機が弱いんですよね~。

まずこの超高額時給のバイトに主人公が参加する動機が弱い。
返せないほどの借金があるという描写もなく、なぜこんな怪しい仕事に参加したのでしょうか?
時給11万円以上って、絶対おかしいでしょう😰

次に殺人の動機が弱い。
①その程度で人を殺すの?
②7日後に警察に怯えながら生活するの?
③そもそもこんな異常なゲームを主催する側が、ちゃんとお金を払ってくれる保障はどこにあるの?
と、ざっと思いつくだけでこれだけ疑問が湧きます。

私は最初、この殺人の動機が弱いのも伏線なのではないかと思いました。
私が予想したオチは2つあって、1つは「実は死人は1人も出ておらず、心理学的データの対象は主人公のみで、あとは全員主催者側の人間で、エキストラである」です。
これなら殺人の動機が弱いのも納得ですし、「一般人がケータイでデスゲームの様子を見れるくらいなのに、警察は何をしてるの?」という疑問へのアンサーにもなります。
(もしくは警察や国の機関がグルだっていう伏線)

できれば上記のオチであって欲しかったのですが、残念ながらこの映画の結末はもう1つの方でした。
こういうデスゲーム物のセオリーとして、「参加者に開催側の人間がいる」「序盤早々に脱落したやつが怪しい」というものがあって、これが2つ目の私が予想したオチです。
そしてこれは50%ずつ合っていました。100%ではなかったです。

主題歌「シンジテミル」May’n

この映画の主題歌「シンジテミル」はMay’nが歌っています。

ちなみに私はMay’nの曲なら「Scarlet Ballet」が好きです。

【参考】

「カイジ」は説得力がある

上記のように考察していくと、同じく藤原竜也が主演の「カイジ」がいかに良くできているかが分かりますね。

主人公はとんでもない利率で高額の借金があるので、命がけのゲームに参加する動機がありますし、兵藤会長の存在によって警察からなんらかの方法で逃れていることが察せられます。

以上、映画「インシテミル~7日間のデスゲーム~」を見た感想でした。
NETFLIXで見れるので、興味を持った方はぜひご視聴ください。(私としては「カイジ」シリーズの方をオススメします)