そしてトモダチは神となる・・・ 映画「20世紀少年 -第2章- 最後の希望」紹介&感想

映画・ドラマ・アニメ

ジャンル犯罪系
テーマ復活
気に入ったセリフお前さんが捕まってる間、
日本はひどい国になっちまった、
貧乏人と犯罪者の巣窟だよ。
見どころボーナスステージのシーン
トモダチの神になるための計画

あらすじ

前回の巨大ロボットの事件から15年後の2015年、その事件は「血の大晦日」と呼ばれるようになっていた。

主人公のケンヂは巨大のロボットの爆発の後行方不明になっており、トモダチによって事件の首謀者という濡れ衣を着せられ、トモダチ自身はケンヂの計画を阻止した救世主と崇められるようになった。

高校生になったケンヂの姪:カンナはトモダチの正体を探るため、トモダチランドに潜入。
そこでトモダチの正体の一端に触れることとなる・・・

感想

前半は結構退屈な展開が続くんですが、カンナに銃弾が当たらないとかスプーンを超能力で曲げることが出来るとかは今後の伏線になってくるのかな?って思いながら観てました。

あとウイルスを作ってそのワクチンで儲けるって手法は映画「ミッションインポッシブル2」でもありましたね。
マッチポンプのお手本って感じですね・・・

トモダチは人類を滅ぼしたいの?滅ぼしたくないの?

トモダチの神になるための方法はなるほどと感心しましたが、トモダチが世界を滅ぼしたいのか滅ぼしたくないのか、どっちなのか分からなくなってしまいました。

滅ぼしたいんだったらわざわざ神になる必要も友民党を立ち上げる必要もないし、しんよげんの書の最後の「そしてじんるいはほとんど死に、せかいだいとうりょうは仲のいい友だちと楽しくくらしました。」に矛盾します。

また、ウイルスの致死性が高すぎて、たぶん蔓延する前にキャリアが絶命しちゃうんですよね。
余談ですが、「Plague.Inc」という病原菌を世界中に感染させて人類を滅ぼすゲームでも、グリーンランドにあんまり感染者がいない状況で致死性を高めると、キャリアが全滅しちゃって入国規制もかかってて詰み、みたいな感じで苦労しました😅

閑話休題、そこで調べたところ原作ではしんよげんの書の最後の部分は「反陽子ばくだんで世界はほろびるだろう」になっているようです。
なるほど、原作の内容なら納得がいきますが、ここ変えちゃダメでしょ・・・

以上、映画「20世紀少年 -第2章- 最後の希望」を観た感想でした。
AmazonPrimeで観れるので、気になった方はぜひご覧ください。